『神様と私』

オリジナルの人外x少女の設定のような物です。



国の政府が極秘で行っているプロジェクト『デウス・エクス・マキナ』。
人の思念、宗教に対する崇拝、その他の強い感情を組み合わせて人の言う『神』を
作り上げる計画だったが、それによる試作品の一つ
『Eye-Of-Providence(プロヴィデンスの眼)』がミスにより市街地へと
放出された。
作り上げられた『神』は一定の波長を持ち、ごく僅かなその波長の合う人間のみその存在を
目にすることができる。
その波長の合う稀な人間は『神官』と呼ばれ、『神』の言葉の通訳者となる。


そんな中、偶然プロヴィデンスと同じ波長を持った文学少女『鈴木 千代(スズキ チヨ』
は真冬のある日に偶然その『神』と出会い、彼に憑かれることになる。
心の無い『神』であるプロミデンスだが、千代と触れ合い、言葉を交わすうちに
あるはずの無い感情が彼に芽生えてゆく。





「寒いねー・・・」

『寒さの意味を知らない。私に教えてくれますか?』

「なんかこう、体がブルブルっとしちゃう・・・なんていえばいいのかなぁ・・・」

『それで十分です。思い出します。』

「本当に分かったの・・・?まぁいいや、寒いから豚カツ食べに行こうか!」

『ああ!それはいい考えである。あなたは私のためにいくつかを持っていますか?』

「大丈夫大丈夫!奢るからさっ!!」










『私はあなたを使用していない他の人に言葉を伝えることはできません。
あなたはそれであることを他の人からの批判を受ける。
それでも、なぜ私を受け入れるのですか?
私は、神が人間に罰を加えることはできませんので、あなたに手出しをすることは不可能』


「だって、貴方は私がいないと、おしゃべりができないじゃない。
それだと、さびしいでしょ?」


『私は言葉孤独を知らない。しかし
それは私が見ることができる悲しいことを意味します。
そう泣かないでください。
私は良いことを考えた。
私はあなたを批判する人々を処分が可能です。
だから、安心してあなたを喜ばせる。ですから、涙を流すのをやめて。』